地域との融和を重視したヤード運営を基本方針とする弊社は、ヤード業への理解促進とイメージアップを図るため定置式スクラップローダーをキリンに塗り替え、「働くきりん」と命名しました。
この「働くきりん」は周囲の注目を集めるようになり、市街化が進む地元住民の方々や取引先を始め、そばを通る県道・西尾張中央道を通行する人の目も楽しませています。
【メディア掲載】 平成15年8月26日付の「日刊産業新聞」
平成22年5月11日付の「日刊市況通信」
また「働くきりん」がすっかり会社のトレンドマークとして定着してしまったことから、さらに2008(平成20)年には以前から弊社で活躍していた青い塗装のスクラップの収集運搬車1台もキリンに見立てて塗装し、好評を博しております。
スクラップ売却のご依頼がございましたら新たに誕生したこの「運ぶきりん」が現地までスクラップを求めて走って向かいますので、どうぞよろしくお願いします。
弊社の環境は主要地方道の西尾張中央道の高架橋に面し、交通騒音(暗騒音)の影響を強く受けている場所となっています。弊社が加工するスクラップは種類や形状あるいは大きさによって処理方法がさまざまで、変動騒音になります。変動騒音は時間率騒音レベルL5によって測定されます。このL5は、「連続する測定時間において、直前・直後の暗騒音より10デシベル以上であって、あるレベル以上の騒音の時間の総和が、実測時間の5パーセント(時間率)を占めている」ということで、これは、測定値の90パーセントレンジの上端値ともいわれ、この上端値を求めるには少なくとも50個以上の測定値が必要であることが、騒音規制法に基づくJIS Z 8731で規定されています。
2005年に10メートルの吸音材を使用した擁壁と3階建事務所を連結させ弊社の工場騒音を遮断しており、L5のの測定結果から充分な防音効果が発揮されております。尾張中央道からクレーンのキリンが見えなくなってしまって残念だという声もあれば、ちょっとだけキリンが見えるのがかわいいと、いろんな評判を耳にします。今後もより一層の環境対策に取り組んで参ります。